*経絡治療とは

       

 東洋医学でいう“気”をはり灸を用いて調整する治療法です。             (東洋はり医学会の経絡治療)

 「気」は空気だったり、元気だったりというものと同様に、視覚にはわかりませんが、本来誰もが感じているものです。 

 そして、人体の「気」は、昼夜休むことなく巡り、生体の成長や疲労回復等、生命活動をつかさどるエネルギーです。
 「病は気から」と言うように、病気、体調不良、精神不安定などあらわれる症状は、その「気」のバランスが崩れたり、

 「気」そのものが不足した状態であると考えます。

  経絡治療では、患者さんから症状や生活習慣などをお聞きし、脈、お腹、顔色、皮膚、声や話し方などを

  丁寧に観察したうえで、証(病の本質)を決定します。 そして、その証に従ってはり灸治療をしていきます。

​ 

  

 

 

■ 経絡治療は全身治療です
 はり灸は、肩や腰など痛いところに鍼をさして痛みを和らげる、お灸はあつくなるまでやってコリを和らげるというイメージが

 あるかもしれません。 
 もちろん、そのような対症療法的に行う鍼灸治療もたくさんあります。

 経絡治療は、あらわれた症状に至った根本原因を四診法を用いて探しだし、その原因にアプローチしていく全身治療です。 
 同じ腰痛でも、各々で原因も環境も違いますので、治療するツボやその刺鍼方法が違うということが往々にしてあります。

■ 自然治癒力のお手伝い
 本来、人の身体は治ろう、自分を守ろうという方向に働いているのですが、

 何らかの原因でその力が弱くなっている状態が「病」だったり、体調不良です。 
 経絡治療は、本来持っている自然治癒力を引き出し、身体が治ろうとする方向に行くお手伝いをします。

 治ろうとする力も人それぞれで、ゆっくりな方もいればはやい方もおられますが、焦らず治療をしていけば

 辛かった症状だけでなく、全体の身体の機能が高まっていきます。

 お肌にハリが出てきた、イライラしなくなった、症状はたまにでても酷くならずにすむ・・・など、患者さんからは

 よくそんなお声がきかれます。

 現代はその場でスピーディーに対処することが良しとされますが、人間はアナログです。

 無理をした心身の履歴はクリックひとつで削除という魔法は、残念ながらはり灸の治療でもまだみつかってはいません。

 けれども、丁寧に身体の声をきいて治ろうとする力をアップしていくことが、何よりの近道かもしれません!

 

 

 

1 問診
  患者さんにお話を伺います

2 触診
  症状のある部分はもちろん、お腹、脉の状態、皮膚のつやなどを診て 証を決定します

 

3 本治法
  証にしたがい、手足に全身を整えるためのはりを行います

    
 

 

 

4 標治法
  症状のある部位やその関連した部位に、はりや灸を行います

   

以上で治療は終了です

治療時間は20~30分です 

(お子さんは5分~10分)

*治療の流れ